オバケ沢

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場所は神奈川県愛甲郡にある。

大正時代、狂った女が髪を振り乱し、破れた着物を着てこの沢をさまよっていた。女は山にある蛇やトカゲなどを食べて何とか生きながらえていた。
しかし、その日暮らしの生活のため風呂に入るでもなく髪はボウボウと伸び、その姿は見るに耐えないほど醜く怖ろしい姿であった。その姿を見て里の人たちは「あの沢には化け物が住んでいる」と噂し、女をバケモノ呼ばわりするところから、この地名がついたという。
女は里の者から「オバケ」と呼ばれたことにたいそうショックを受け、思い余って投身自殺をしてしまった。

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