追いかけてくる火大和国葛下郡松塚村(奈良県御所市内?)は東西に川があり
西の大山川に小右衛門火が出るという。

いつごろからか知らないが、小右衛門火と世間で言われる火がでる。
雨がそぼ降る日は分けて出て、大きさは提灯ほどになる。

そのいわれとなった話である。
この村に小右衛門という百姓がいた。
この火を一度見てみようと思い追いかけていくと北から南へ飛んでいた。
小右衛門は南から北へ向かって歩いたので火と出遭った。
小右衛門の前に来ると急に高くあがり、頭の上を流星のような音をだしながら飛んで行った。 続きを読む