髑髏宝亀9(778)年の冬に備後国(広島県)の、品知牧人(はむちのまきひと)という人が正月の買い物をするために同じ国の深津の市場へ行ったが帰り道の途中で日が暮れてしまった。

そこで竹藪の中で一夜を過ごしていたら「目が痛い」という声を聞いて怖くてうずくまっていた。
翌朝、外に出てみれば一つの髑髏があり、目の穴から筍が生えていた。
筍から抜出し、自分が食べようと思っていたご飯をお供えして「僕に幸福を下さい」とお祈りをして市場へ行った。 続きを読む