※これはかつて、店舗従業員が店内で女性客を拉致した『ペッパーランチ事件』に関する記事の【 パート2 】です。本記事をお読みになる前に、ぜひとも【パート1】をお読みください。『ペッパーランチ事件』の全貌とは -1- 。この事件は未解決事件ではないため、事件発覚後に犯人は逮捕されています(いかにして事件が発覚したのかは後述)。
元記事で語られていた内容
ここで、この事件を起こした2人の男について詳しくお伝えします。「中学時代の北山」 朴訥(ぼくとつ)な印象を受ける。事件当時25歳、女性客の拉致現場となった「ペッパーランチ 心斎橋店」の店長であった。北山は2006年7月、ペッパーランチを運営(当時)する「株式会社ペッパーフードサービス (以下ペッパーフードサービス) 」に入社。店長試験合格を経て、それから僅か1か月後の同年8月に「ペッパーランチ 尼崎店」の店長に就任している。
怖さが残るポイント
ところが翌年の2007年3月、北山の強い希望で退職となった。入社・店長就任から僅か6ヶ月ほどの出来事である。その後すぐに、それまで在籍していたペッパーフードサービスとフランチャイズ契約を結び、実質的に独立する形となった。これによりペッパーフードサービスと北山、2者間の雇用関係はなくなり、北山は業務委託を請け負うというビジネスの関係を古巣である同社と結ぶに至った。つまり北山は、オーナー兼店長という社会的にみれば非常に自立した立場であった。
噂と事実を分けて読む
北山大輔 ペッパーフードサービス入社から犯行までのフロー 。2006年7月 ペッパーフードサービス入社。2007年3月 ペッパーフードサービス退職、同社とフランチャイズ契約。北山 入社1ヶ月で店長就任 北山の入社、これはアルバイトからの登用であると考えられる。恐らくペッパーランチで長年働いており、業務は網羅的にこなし、アルバイトながら責任あるポストに就いていたと思われる。
現地の空気を想像すると見えてくるもの
成人後の北山 (オーナー時代のものと思われる)。事件当時、北山には交際している女性がおり、しかも彼女は妊娠中。フランチャイズ契約を結び、「ペッパーランチ」のブランドを借りている立場―。それもそうだが、これから家族を築いていくはずの立場であった北山。「6月の結婚」 いわゆる「ジューンブライド (June Bride)」。
怖い話として読み継がれる理由
文字通り"6月の結婚"を意味し、「6月に結婚式を挙げると、生涯幸せな結婚生活を送ることができる」といわれている。北山と婚約者は6月に結婚式を挙げる予定であったとは考えられないが、6月の入籍予定はこのジューンブライドを意識したか。その後、この婚約者には北山との幸せな結婚生活が訪れたのだろうか。また北山の家族は早くに亡くなっており、北山は祖母に育てられたという。生い立ちのせいで性格(性的嗜好)に歪みが生じた可能性も考えられる。
怖い話として読み直す意味
真相を断定することはできません。ただ、こうした話が長く語られ続けるのは、そこに人が忘れられない違和感や恐怖が残っているからです。噂として距離を取りながら読むことで、元記事とは違う角度から怖さが見えてきます。
