これはかつて、東京都西部のスーパー従業員3人が射殺された『八王子スーパー強盗殺人事件』に 関する記事の【 パート10 】です。本編をお読みになる前に、ぜひとも【パート1~9】をお読みください。【 パート1 】【 パート2 】【 パート3 】【 パート4 】【 パート5 】【 パート6 】【 パート7 】【 パート8 】【 パート9 】。「八王子スーパー強盗殺人事件」:本記事筆者 テンペ・ワゾウスキによる考察。
元記事で語られていた内容
犯人(実行役)が被害者3人を事務所内に押し戻した後、犯人は拳銃で稲垣さんを脅し、矢吹さんと前田さんそれぞれの片手同士を拘束させた(拘束に用いたのは自身で持ち込んだ粘着テープ)。次に、犯人は稲垣さんに金庫を開けるよう迫った(矢吹さんと前田さんは未成年であり、稲垣さんが金庫を取り扱っているのは明白)。ところが、責任感の強い稲垣さんはこれを拒否。このとき犯人は焦っており、稲垣さんの態度に逆上。その後、すぐさま2人のこめかみも撃ち抜いた。
怖さが残るポイント
収まらない怒りと金庫内現金への執着心から、最後に1発金庫へ発砲。事務所内を物色することなく、外で待つ仲間の車で逃走。結果的に犯人グループは金庫内の売上金の強奪に失敗した—。犯人の誤算 勤務終了後、3人が事務所から出てくるのが遅かった 。これは"盆踊りが思っていたより早く終わってしまった"ともいえる。
噂と事実を分けて読む
これにより周辺に静寂が訪れ、銃声をかき消せなくなった。稲垣さんが金庫を開けることを拒否した or 開け方を知らなかった(知らないふり) 。しかし、犯人に現金を渡さないために知らないふりをした可能性も充分に考えられる。いまひとつ分からなかった点 なぜ盆踊り大会の夜に実行したのか 。なぜなら、店は盆踊り会場の斜向かいであり、多くの人が周辺にいる状況。
現地の空気を想像すると見えてくるもの
閉店後の21時以降には人の数が減るにしろ、それでも平時に比べたら店舗周辺に人はいたのではないか。事件当夜、確かに勤務していたのは女性従業員2人のみであり(結果的に非番の前田さんが滞在していたので実質3人)、その点においては強盗するにはいい機会であった。また、事件当日は日曜であることもさることながら、セールを行っていたという話もある。ところが店の近くで祭りとあれば、前田さんのような非番の従業員が祭りへ赴き、祭りが終わる頃(=閉店直後)にその足で店へ立ち寄る可能性を筆者は考えるのだが。下手すれば、オーナーなどが祭りの出店(でみせ)で買った焼きそばやたこ焼きなどを持って、差し入れとして事務所を訪ねるケースまで考える。
怖い話として読み継がれる理由
当然、犯人グループは閉店後、事務所を見張っていたことは間違いないにしても、やはりこの日の夜に実行するのは平時よりもリスクが高いように思われる。犯人グループは"ハイリスク・ハイリターン"の賭けに出たのだろうか―。本事件の争点 「犯人に殺意があったのか否か」 筆者は本事件において、これが重要なポイントであると考える。なぜなら殺意の有無で、事件における推察が大きく変わるからである。直感的には犯人に殺意はなかったと強く感じるのだが、犯行状況から自分自身を納得させるには、「犯人グループが本事件において従業員の殺害を前提にしていた」と結論付けなくてはならなかった。
怖い話として読み直す意味
真相を断定することはできません。ただ、こうした話が長く語られ続けるのは、そこに人が忘れられない違和感や恐怖が残っているからです。噂として距離を取りながら読むことで、元記事とは違う角度から怖さが見えてきます。
この記事の要点
- この記事は「『八王子スーパー強盗殺人事件』の真相 -10を整理|不可解な点と今も残る謎」を、事件・事故として読み解くための内容です。
- 噂、伝承、確認できる情報、読者が注意すべき点を分けて読むことで、話の背景をつかみやすくなります。
- 実在する場所や人物が関わる場合は、断定を避け、安全と周囲への配慮を優先してください。
この記事の読み方FAQ
『八王子スーパー強盗殺人事件』の真相 -10を整理|不可解な点と今も残る謎はどんな話として読めますか?
事件・事故として、背景、語られ方、噂が残る理由を整理して読むことができます。
この記事の内容は事実として断定できますか?
怪談、都市伝説、伝承、体験談を扱う内容では、確認できる情報と噂として語られている部分を分けて読む必要があります。
実在する場所や人物が出てくる場合の注意点はありますか?
立入禁止区域への侵入、近隣への迷惑、個人の特定につながる行動は避け、読み物として距離を取って楽しんでください。
